とても美しくて哀しい、泣ける作品
まだ連載中の作品ですが、レビューさせてください! 流れるようにうつくしい文章で物語は綴られていて、ほとんど第三者の視点から語られる主人公のアスカはとても優しく、そして悲しい青年です。 悔やんでも悔やみきれない過去にずっと心を囚われていて、刹那的な生き方をしています。 その真っ直ぐすぎる生き様は目が眩むほどに美しくて、アスカに関わるひとたちも読者も目が放せなくなります。 アスカ以外の登場人物の過去も悲しくて壮絶なものが多く、毎回涙してしまいます。 こんなに沢山の、ある意味とても業の深いひとたちと深いところまで関わっているのに、何故アスカは常に透明で美しくいられるのでしょう?それがこのお話の最大の謎かもしれません。 そんなアスカの美しい生き様を、これからも一読者として見守っていきたいと思います。