Ωの真の幸せとは…考えさせられる作品
最上のΩとして特別視され、最上のαに引き取られる為に大切に囲われている美月。そんな退屈な毎日の中でも孤独だった美月は友人と言える存在と出会い、Ωの真の幸せについて一人思い悩みます。 Ωはαと番うのが一番の幸せであるとの考えを覆される作品です。自分の本当の気持ちに気付いた時、己の美貌を損ねてまでも大事な相手を守り通そうとする美月の幸せを祈らずにはいられません。そして思いの外鈍感な美月にクスッとしたり切なくなったりしてしまいます。作者様の言葉選びも詩的でとても美しく素敵です。