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第51話
俺は自分の弁当を持って、目星をつけている場所へ向かう。
階段を駆け足で上がり、屋上への扉を、音をたてないようにゆっくり開ける。
屋上では、数名の生徒が各々の昼休みを過ごしていた。
辺りを見回しながら、さまよっていると。
……いた。
大きなイケメンと小さなイケメンが、仲良く並んで座っていた。
羨ましいぐらいに仲良く。
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