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第15話
「お、おい、やだってば」
痛む身体で抵抗するも、まったく効いている様子がない。
柊木くんは、どこから取り出したのか、柔らかい布で僕の手を拘束した。
「ひ…、あ、秋臣!?あの、これ…」
「ああ、まあ、奏をねじ伏せることなんて朝飯前なんだけど、念には念を…、ね」
「ね、じゃねえから!ふざんけんな!まじで変態臭いからやめろ」
「はいはい。口だけは元気なんだから。あと、ここ」
「ひぃっ!?」
突然、無防備な竿を握られて、変な声が出る。
柊木くんの表情があまりにもエロくて昨日のことを思い出したら勃っちゃいました~、なんて恥ずかしくて言えるわけがない。
「…、縛られるだけで興奮した?」
「なわけねえだろ!昨日のを思い…」
「思い出し勃ち?」
「ち、違っ!?」
「全く、奏は思い出しただけで反応しちゃうんだから、節操ないね」
「お前にだけは言われたくな…、ひゃあ!?」
突然、後ろの孔に指が入れられた。
「やっぱ柔らかいね。このまま入りそう」
「ば、馬鹿!いきなりっ、んん…、ちょ、まあぁ」
グリグリと昨日見つけられた良いところを念入りに刺激され、声が漏れてしまう。
柊木くんへの抗議なんか忘れてしまいそう。
「ふふ、気持ちい?」
「あっ、ああっ、いいっ」
手を縛られ、不自由な姿勢になっていることにも興奮する。
こんな状態で柊木くんのを入れたら、どうなるんだろう…
「ああ、秋臣っ、ねぇっ」
「うん?どうしたの?」
「も、挿れて…」
「…、はあ…、可愛いな…、どうにかしちゃいそうだ」
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