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 貴方は僕の鏡だ。  僕が笑えば貴方は笑うし、僕が怒れば貴方も怒る。  なのにどうして、今僕がこんなにも泣いているのに、貴方は笑っているのだろう。 「秋山さ、も、やめてくれ……」  何度も叩かれた尻はヒリヒリと痛む。 「ずっと、お前をいたぶりたくて仕方がなかった」 「どうして?」 「ほら、しゃぶれよ」  口元に秋山さんの猛ったチンコの先端を突き付けられる。  秋山さんの先端を舐めようと舌を出すと、秋山さんは強引に腰を進め、僕の喉奥まで押し込んできた。 「ぇぶっ!」  喉の奥に秋山さんのチンコの先がコツコツと当たってえずいてしまう。  逃げようとすると僕の頭を強く掴んで逃げ道を塞がれると、苦しさに目からはどんどん涙が溢れてしまう。 「ああ、気持ちいいよ好樹」  僕の頭を掴んでいた秋山さんの手が、優しく髪を撫でてくる。  いつもの、優しい秋山さんの手だった。  それに少しだけ安心して、必死に秋山さんのチンコに吸い付くと、秋山さんの腰が震えた。 「ほら、出すぞ……ちゃんと全部飲んで」  それからすぐにビクビクと口の中の秋山さんのチンコが震えた。秋山さんの体液が食道を伝い、胃の中へ落ちていく感覚がする。  僕の喉が動いたのを確認した秋山さんが、やっと僕の口を解放した。 「好樹、勃ってるよ」 「え?」 「やっぱり好樹はマゾだったね」  僕のからだは、秋山さんにいたぶられ、興奮していた。 「やっと俺を満たしてくれる人と出会えた……愛してるよ、好樹」 「秋山さん……」 「俺たちは似ている。でも、鏡のように、逆さまなんだよ」  鏡は決して、同じものを映すのではない。  同じでありながら、違うのだ。  秋山さんは僕の顔を見て優しく笑っていた。その手には真っ赤な麻縄を持っている。  気が付けば、僕は期待に震えていた。

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