俺自身、女の子との経験はもちろん、人並みにあるけど、男の人でしかも年上は初めてだから、戸惑いつつも、そっと長潟さんの体に触れる。 触れただけで、長潟さんは身をよじった。 「雪さん？」 「あ、ごめっ…、あの人、薬使ったみたいで…」 「薬…」 長潟さんがもし、薬を使われて居なかったら…、理性が壊れてなかったら拒絶されたのだろうか？ なおさら、あの狸みたいな教授に腹が立った。 クリップに挟まれていたからか、少し充血した頂きを弾く。 「あっ…、やだっ」 その甘い声に、さらに煽られる。 この人はどうしてこんなにエロいんだろう。 乳首を弄りつつ、反対側を口に含むと、さらに大きく体を震わせた。 「あっふぅ……、やだっ、吸わないでぇ」 目を伏せて悶えている姿に我慢がきかなくなりそう。 少しすると、長潟さんがモゾモゾと動き始めた。 「雪さん？」 頂から口を離し、確認すると、長潟さんは自分の後孔を一人で弄っていた。 「そんなに我慢できないんですか？」 「うっあっ…、み、見ないで」 「俺がやりたいんですけど、それ」 「い、いいっ！こんな所、澤川くんが触らなくてもいいから」 「…、なにそれ」 「へ？」 「あいつは良くて、俺には触られたくないんですか？」 そりゃ、俺は知識も経験もないから満足させてあげられないかもしれないけど…、長潟さんの良い所とか確認しながら、俺で善がって欲しい。 「ち、ちがうっ」 「何が違うんですか？俺…、役不足ですか？」 「本当にっ、違うから！…、澤川くんにこんなこと…、させられないよ。お、おじさんのお尻をほ、解させるなんて…」 「何言ってるんですか？俺は雪さんに触りたいんです。俺で気持ちよくなって欲しいんです。多分、下手ですけど。だから、手、どけてください」 「うぅ…、恥ずかしいよぉ」 羞恥からか、長潟さんは顔を真っ赤にさせながら、ゆっくりと自分の孔から指を引き抜いた。 グチュッといやらしい音がする。 どこもかしこも、本当に…、エロい人。