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第46話 濡事

僕は今まで、優しいセックスと言うものを知らなかった だから今のゆうごの行為には、正直戸惑いが大きくて どうしたらいいのか解らない 「んんん‼︎ やぁ‼︎」 「嫌⁇ ココ 気持ち良くない…⁇」 胸の先端に吸い付かれながら、敏感なところを上下に擦り上げられて 腰が跳ねる 高まっていく射精感に 涙が頬を伝って落ちた 「だ ダメ‼︎ 出ちゃう‼︎」 「良いよ⁇ 創がイク所…見せて⁇」 「あ‼︎ や…あああ‼︎」 勢い良く射精した後 ぐったりと体をソファに預けていると、ゆうごは 僕の腰を高く持ち上げた 次の瞬間 後穴に ぬるっとした違和感を感じ、ビクリと自然に体が震えた 恐る恐る視線をそちらに向けると、ゆうごの顔が そこに埋まっていて、僕は サーッと血の気が引くのを感じた 「ゆ ゆうご‼︎ 汚いよ‼︎」 僕がそう言っても ゆうごは止めてくれず、ぴちゃぴちゃと音を立てながら 丹念に舐め解されていく 「…あ…ふ…うぅ…」 「…創…指 挿れるよ⁇」 「…ん」 足が ガクガクと痙攣をし始めた頃、ゆうごの細くて長い指が ゆっくりと挿入された 「…あ」 最初は探るような指遣いだったのに、ある 一点を刺激された時 僕がビクンと反応したのを佑吾も確認したのか、そこばかりを執拗に責め立てられ、僕はまた 生理的な涙を流した 「…やぁ‼︎…そこ…ばっかり…ぃ…」 「でも またコッチも立ってきてる…」 前も同時に触られて 敏感だった僕の体は、また絶頂の兆しが見え始めていた 「…あ‼︎…だ…だめ‼︎……ゆ…ご…ぉ…」 「…創…可愛い…」 ゆうごの低音ボイスが 耳元で囁かれた瞬間 僕はまた 呆気なく達してしまった 「…創」 ゆうごは 僕にキスをしながら、今し方出したばかりの液体を 後ろに塗り付けている 「…ん」 口が離れると 僕の頭を撫でながら 今度は耳にキスをされ、擽ったくて身を捩ると 吐息混じりのゆうごの声が響いた 「…創…挿れても大丈夫…⁇」 ゆうごの方に視線を向けると、頬を赤く染めたゆうごと目が合い、僕が首を縦に動かすと 足が左右に大きく広げられた 「…あ」 何だか無性に緊張する… 初めてでもないクセにって 思われたらどうしよう… 「…創」 呼ばれて目線を上げると、ゆうごは 優しく微笑んでくれていた 「痛かったり 苦しかったりしたら 直ぐ言って…⁇」 「…うん」 まだ入れられてもないのに 涙が零れた ゆうごといると 泣いてばっかりだけど、僕の涙を掬ってくれる指が温かくて、僕は自分の手を その上に重ねた

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