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第48話 濡事 Ⅲ

ゆうごの熱い液体が ドクドクと流れて来るのを、目を閉じて感じていた 覆い被さっている体重が 凄く心地良い 余韻に浸っていると 体を起こしたゆうごが、何か言いたげに ジッと僕を見つめている 「シャワー浴びよ⁇ ちゃんと出さないと…」 「…はい」 ゆうごのモノが引き抜かれれば、先程出されたモノが ツーっとお尻を伝っていくのが分かった ゆうごは僕をお姫様抱っこしてくれて、そのままお風呂場へ連れて行ってくれた 僕は椅子に座らせてもらい ゆうごはシャワーを出して、適温になったのを確認してから、肩からゆっくり温水をかけてくれた 気持ち良さに目を閉じていると いきなり右足を持ち上げられ、そのままゆうごの足の外側に引っ掛けられるような状態になり、自然と脚が大きく広げられた 「ゆ ゆうご⁉︎」 恥ずかしさに 思わず大きな声が出てしまった ゆうごは僕の制止を無視して、後ろの穴に 指が差し込まれた 「…ん」 お風呂場に グチュグチュと卑猥音が響いていく 僕がゆうごの左腕を掴むと 顔を後ろに向かされて、そのまま唇が塞がれた 「…ん…っ…んんん‼︎」 一緒に指を動かされて くぐもった声が出てしまい、掻き出す指遣いに 腰が跳ねる その指が引き抜かれれば コプッと音を立てて、僕の中から ゆうごの精子が溢れ出した 「…全部出たかな⁇」 「…多分…大丈夫…」 普段なら 早く出したくて堪らないのに、今日は少し残念な様な 寂しい様な そんな気持ちになった ベッドに入ると ゆうごはいつもの様に頭を撫でてくれて、顔を近付ければ キスしてくれた 少しすると ゆうごは眠ってしまって、僕はその寝顔を ずっと見つめていた さっきまでの行為や言葉が、何だか夢だった様な気がして 自分の頬を引っ張ってみたが、ちゃんと痛くて すごく安心した それでも 明日の事を考えるとどうしても不安で、僕は中々 寝付けないでいた

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