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第24話

「………ん……」 「…あ、気が付いた?」 「…ここは…?」 「ボクの秘密の部屋。それより、自分の格好に驚いてよね」 「…え…?…なっ…!?」 「ふふふ……驚いてくれた?眞司って良い身体しているよね。脱がしながら、ドキドキしちゃった」 「何、言って…?……とにかく、これを外してくれないか」 「外したら逃げちゃうだろ?逃げないように縛ったんだから、駄目だよ」 「……雅樹、ふざけてないで早く外してくれ」 「だから、駄目だって……そんな事より、は~い、暴れないでクリーム、塗りましょうね~」 「何、言って…い、痛いっ!止めろ!!抜けっ!!痛い!!」 「嘘を吐いても駄目だよ」 「嘘じゃない…本当に痛いんだ」 「…嘘ばかり。だって、眞司のココ、ボクの指をギュウギュウ締め付けて放さないじゃない」 「…とにかく、抜いてくれ…」 「駄目…あ、知ってる?眞司のお兄さん、新しいペットのペニスと乳首に黒真珠のピアス、付けているんだって。ボクもお兄さんを真似て信士にルビーのピアス、付けようと思うんだけど…どう?…きっと眞司に似合うと思うんだ」 「…何を言っ…ふざけているのか?」 「ふざけてなんかいないよ。眞司、前にボクにルビーのピアスをプレゼントしてくれただろ?だから、そのお返し…そしたらほら、ボクとおそろいになるでしょ?……ちょっと、そんなに暴れちゃ駄目だってば」 「………止めろ!!」 「止めろと言われると、余計にやりたくなるんだよね~。ちょっと待っててね。針を消毒しないといけないから」 「…本当に、それ、付けるつもりか…?」 「当たり前じゃない。高かったんだからね、これ。あ、付けた後、皆に御披露目しようね」 「………お披露目?」 「うん。だって、ボク、可愛いじゃない?結構、人気があってさ~。親衛隊なんかもいたりするからさ、新しい玩具は御披露目する事になってんの」 「…ふざけているのか?…冗談だろ?………い、嫌だ!!止めろ!!」 「だから、暴れちゃ駄目だって。別の場所に穴を開けちゃうじゃない」 「…頼む…止めてくれ」 「…どうして?眞司のお兄さんも自分のペットにピアスを付けて自分の玩具だって皆にお披露目したんだよ?ボクもしたいよ」 「……………兄貴を…知っているのか?」 「…ふふふ…秘密……は~い、針で穴を開けますからね……大人しくしてるんですよ~」 「…嫌だ……止めろ……止めてくれ……許し……うがあああぁあぁあぁぁぁ~…っ!!」

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