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第6話 ※

にんまりと笑う男は、波留にあることを要求してきた 「あのさ、その手錠を解いてあげる代わりに自分で入れて気持ちよくさせてよ」 「…ふぇ?」 もう呂律も回らなくなり、きちんとした返事が出来なくなる 「ほら、鍵。外してあげるから」 ジャラっと音を鳴らして波留の手首についてる手錠を持ち上げる その、行動ですら過剰に反応してしまう 「ぁぁっ!…ふぅん…っあ」 カチャカチャと音がなり、手錠が外れる 解放感がめぐり安堵の息をついた波留を男が笑った 「何落ち着いてるのさ…。ほら、上乗って」 「…んぇっ…ちょっ…あぁっ!」 グイッと身体が持ち上がり、波留はされるがままに男の上に乗った体制になる 「騎乗位、やってみたかったんだよねー…」 男が楽しそうに笑いながら、早く入れるようにと急かしてきた (そんなこと言われても…) 戸惑う波留に男の目が変わり突然に態度が冷たくなった 「ほら、早く入れろ。…自分からな」 棘のある言い方に怯えながら仕方なく自分から男の反り勃ったソレを自分の中へと招き入れる 「…うぅぅぅ。」 ズルズルと中に入っていく異物感と薬の快感で腰が跳ねそうになる 「お、マジで入れやがった」 男もにやにやしながら波留の紅潮した顔をじっと見つめてきた 「んっ…うぁっ んんッ!!…ふ、か…んぁぁっ!」 見られている羞恥心と騎乗位の快楽に波留は耐えられずまた達してしまった 「はっ!入れただけでイクとかっ!!…ほら何、力抜いてんだよっ!動かなきゃダメでしょっ!」 両手で腰を持たれズンッと下から最奥を突かれ、身体が反射的に弓の様に反る 「いやぁぁっ!ぁうっ!あ゙ぁッ!…んんッッ!!!」 突かれる度に下にいる男と視線が合い、恥ずかしさでまたイきそうになってしまう 「おー、そうそう…んんっ…あー、っ!」 気持ちが良いのか男の眉が下がり感じている声を漏らす 「あぁぁぁっ!ぅあッ、 んぁぁっ、はぁっ…ん゙ぅっ、んんッ!」 波留が必死に動いていると男が手を離し波留のその細い腰をがっしりと持つ 「中締めすぎ…。んぁ…マジでヤバいんだけど。ん…、俺もう出る。だから…ほらよっ!」 そう言うと男が波留を押し倒し騎乗位から正常位へと変えると激しく腰を揺らし獣のように波留の身体を貪った 「んあ゙ぁぁっ!あぁッ、やぁっ!!ああんっ!ひあ…うぅぅんっ!!」 いきなりの体制移動に身体がついていかず、波留は男の腕をぐっと掴んで顔を反らしながら喘いだ 「も…、中だすわ…」 そしてそのまま、波留の中へと液体を出した 「な、かやだぁぁぁっ!!ーーーーッッ!!」 温かい液体がドクドクと流され中に溜まるとそのまま壁に沿って外へと流れ出す 男ので栓がされていたのに引き抜かれ白い液が波留の後ろから徐々に流れ出てしまう 肩で息をしながら大足広げて痙攣している波留の姿を見ながら男達が歓声をあげる 「っあー、出した出した…おぉーエロッ…」 「んーいい眺め…こらぁー女よりいいかもな…。」 波留が上がった息を整えるように酸素を求めていると、男達が集団の長らしき人物に話しかけた 「どうですー?鹿島さん今ならいい感じですよ?」 「………?」 (鹿島…?) 奥で見ていた2人の男の片方が鹿島なのか片手をあげて返事をすると横にいる金髪の長い髪をいじっている男に話しかける 「組長はどうです?俺より先に頂いてもいいっすよ」 気持ちの悪い笑顔で譲るが興味がないのか金髪の男が首を横に振り断った 「いや、俺はいいや」 「じゃあ、俺が貰ってもいいっすか」 「お好きにどうぞ」 波留はかすかに聞こえる会話をぼぅっと眺めていると鹿島と呼ばれた男がこちらへとやってき波留の目の前までやってくると髪を掴んで乱暴に顔を持ち上げた 「ん…、いい顔になってるじゃねーか」 その瞳は波留を仕留める猛獣の様に鋭く恐ろしかった

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