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第6話
うーん…
疲れたぁ
あ、もう朝なのだろうか?
「げっ…あんた、三崎 先輩だったのか…」
ベッドの淵に腰掛けていた先輩
こいつ、昨日俺にしたこと、何も思ってないような顔でよくも…
「よかった、覚えてくれてて…
昨日したことも、ちゃーんと覚えてるみたいで嬉しいよ」
「触んなって」
「そんなこと言って〜…昨日は可愛かったのに
やっぱり口悪いなぁ、私が躾けてあげたい」
最後の方は晴人によく聞こえなかったようだ。
「可愛いって、あんたゲイかよ」
「うーん、ゲイ寄りのバイ?
僕に悔しそうな顔しながら内心アヘッて膝まづいてくれるドマゾがいたらどっちかなんて関係ないかな、
まぁ、筋肉のある子が好きだから、結果的に好きになるのは男が多いよね」
「おっ、俺はあんたのタイプなのか?」
「うん、とぉーっても
顔といい、筋肉のつき方、身長、肌の色、声、えっろそうな縦割れのお尻、感度も良かったしね
いっそのこと、僕のプレイにだけじゃなくて、恋人として付き合って欲しいぐらいだよ」
「俺は、その、ゲイで…あっ、彼氏が居たことは無いんだけど、東京に行ったら、出会いがあるかと思ってたから…
あんたに会えてよかったなって
俺SってよりはMだし
昨日抵抗はしたけど、内心すごく興奮した、すごく…
1人で色々したくて1人部屋の寮探してたし、あ、なにいってんだ、
そっ、その、
あんたがその気なら、俺も付き合って欲しい」
一気にまくし立てると顔を真っ赤にして
うつむく
「……」
三崎は何も言わない
「っちょ、なんか言えよ」
「…いや、驚くよ
嬉しいけどさ
いいの?僕、すっごく縛るよ、酷いこともするよ?ご褒美はあげるけど
嫉妬もすごいよ」
「あんたがいいって言ってんだろっんく」
三崎からの突然のキスに驚き、目を開けたまま固まる晴人
「じゃあ、いっぱい泣かせて、喘がせて、愛してあげる
ハル君が離せって言っても、離してあげない、それでもいいんだよね?」
「ああ、
…(//_//)
そっその、俺をいっぱい いじめて…」
「今日は大学初日だから、寝不足で行かせるのもかわいそうだし、ダメかなって思ってたけど、そんなこと言われたら…」
ドサッ
ベットに押し倒される晴人
「今からヤってあげるよ」
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