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★40-3 おかしくなる…!
「あッ……やッ……んッあッ……! い……い、うあッ……!」
2回目は、涼弥のペニスも手こずらずに入った。亀頭の太い部分をズブリと入れるのに、思いきりが要るだけで……俺のアナルは解れきってるから。
そして。
すぐにいいとこを攻められて、快感に喘ぐ声もすでに制御不能。
「っあッやあッ……! くるッもうッ……ふ、あッりょう、やッ……!」
「いいぞ……イケ……將梧 」
前立腺のしこりを突くリズムを速められ、押し寄せる快感に抗えない。
「ひッああッ! もっイクッうッあッあああッ……ッ!」
開いた俺の脚を膝裏から押さえてベッドについた涼弥の腕を、強く掴む。何か、すがるものがないと……身体が弾け飛んじゃいそうだ。
「んッはぁッはッあッ……」
腰……が、ビクビク……止められない。
「いい……お前の中、もっと……深く……」
グググッと。涼弥がペニスを奥に進める。
「うッああッ……まっ、てまだッひッ……うッ!」
ないぞ、う……つぶれそ……。
「お前と、つながりたい……くッ」
ズズって戻ってズンと突かれ。
苦しくて……気持ちい……けど、くるし……!
「っつッ……あッ! やッそこッもうッむ、り……ひああッ……!」
おく……ささる……!
「りょ、うやっこわいッ! そこ、やああッつッ……あッ!」
乳首に噛みつかれ、熱い舌でレロレロ舐められ。
イッた余韻。続くピストンの刺激。乳首から伝う快感もペニスに直結……もう、何がどこからくるのかわからなくて……。
おかしくなる……!
「つらいか? やめてほしいなら……」
「やッ……やめんっなッ! あ……もっとッほしッいああッ……!」
動きを止めた涼弥にねだる俺。中を抉る刺激が再開する。
苦しい……けど、なんか怖い……けど……。
この熱、この溜まった快感、放置されるほうがつらい……!
涼弥がズルルと腰を引いて、深く打ち込む。いいとこを擦って、亀頭が奥を突く。
「ッうあッんッ……あッ、つッくっあッ……! うッ……!」
「気持ちいいか?」
「いいっ……き、もちいっああッ……イキそ、りょっうや、こい、よッもっとッ……!」
ちょっとぼやけて見える、涼弥……すげー気持ちよさそうで……嬉しそうだ……。
「イケよ。いくらでも……」
腰をガシッと掴んで上げられた。
「ひぃああッ! はッくッ! ああッくるッ……やッイクッ!」
長く速く強いストロークでガンガン突かれて、ぶつかる快感がペニスの根元でスパークする。
「うッあッああッ……ッあああッッ……ッ!」
シーツから浮いた背が反る。押さえられた腰がガクガクする。アナルの中、まだペニスがゆっくり動いてる。
イッた感覚が……終わらない。
「將梧……かわいい、最高だ。とけた顔、もっと見せてくれ……」
「あ……りょうや……俺、へん……まだ、きもちい……イッてる、みたい、で……」
「いいぞ。ずっとイッてろ」
「え……むり……う、あッそこッやッ……!」
直腸の。たぶん、半分いかないくらいのところにあるしこりをガリッと擦られる。熟れきった前立腺が、腸壁のすぐ向こうにあるここ……刺激……強過ぎる……!
「ここと……こっち……」
「いッ……! はッああッくッ……!」
奥の行き止まりっぽいところに、硬いペニスがガンとあたる。
「どっちがいい?」
「あッどっちもっいいッんッあッ……ま、てッ……りょっひッああッ……!」
「好きなだけ突いてやる」
イッたのに。イッてるみたいにドクドクしたままなのに……。
もう、なんかくる……!? また、イキたい……!
「うっあッ! キス……してっりょう、やっ……こわいッか、らっ……んんッ!」
開いた口に差し込まれた舌に、夢中で吸いつく。
あ……涼弥……。
「っふ……んっ……っうッ……!」
ペニスが……腹でこすれ、て……もう耐えらんな……。
イクッ……!!!
「ああッ……あッふ……ッ……んッ……ッ……!」
のけ反って、涼弥の背中にしがみつく。
気持ち……よくて……快楽に……もってかれそう……だ。
「ん……はッ……はっあッ……」
息吸うのがやっとで。閉じられない唇の横から、唾液がこぼれる。それを涼弥がペロペロと舐め取った。
俺が腿まで震わせてビクビクする直腸内で、ギチギチのペニスはおとなしくしてる。
「中……しまる。すげ……いいぞ。イキそうだ」
「イッて……がまん、すんな、よ……」
「もったいねぇ……だろ。まだ、イカせたい」
「もう、無理……」
腰、ブルブル……ペニスもビリビリ……中、熱い……無理……。
「今出たの、水っぽいな」
「う……あっ……はぁっ……んッ!」
俺の出した精液を、涼弥に手のひらで胸に延ばされて。乳首がゾクリと反応する。
「將梧……俺がイクまで、無理させていいか?」
え……そんなの……。
「いい……好きに、して……けど……お前が、イケるように……やれよ」
じゃないと……涼弥がイク前に、意識……飛ぶ。
「わかった」
身体を起こした涼弥が、ペニスをズルンと引いた。
「うッ……あッ……」
ニチャニチャと。ローションを塗り足す音がして。
「んッ……はッ……っあッん、あッ……!」
一気にペニスが俺の中へ。
「っひ……あ……ああっ……ん……ッ!」
な……んか、でかくなってな、い……? ぎっちぎち、で……くるし……。
「っツ……アッいッッ……!」
おく……! もう、入んない……。
「はぁッ……將梧……ここまで来んのは、俺だけだぞ」
グリグリと。内臓に打ちつけられるペニスの質量に、息が詰まる。
「ッ……ア……や……ン……りょ……アアッ……!」
「つらいか? 気持ちいいか?」
「ン……あ……アッ……いいッ……く、るし……きもち、いッあアアッ……」
くるしくて……きもちい……ズンズンひびくのが……きもちいいのかくるしいのか……もう……わかんな……。
「もっとよくしてやる」
「うあッア……はッアッ……やッ……! んッアアッ……!」
左右の乳首に同時に快感が奔った。
捏ねられてつまんで引っ張られて、吸われて舐められて弾かれる。
中は奥を突かれて、しこりを擦られて……感覚は混ざって、でも……とにかく。
何されてても、気持ちいい……全部、ペニスの根元に集まって……くる……!
「ッア……いッ……ンッもッ……ッ」
「イケそうか?」
「んッイキたっ……いッ! あッアアッ!」
腰を抱えられ、前立腺を攻められる。ビリビリくる快感に目がくらむ。
「ッそこッや、くるッ! アッ……ッひあッアッ……」
「くッ……」
涼弥の動きが止まり、俺の腰が揺れる。
「やッりょうっや、イキそッ……イキ、たいッ……!」
イキそうなとこ止められて、ドクドクした快感が腰回りで渦巻いてるようで……。
「お前今、イッてる……」
は……!? 何言って……こんな、イキたいのに……!
「い……からッ! は、やくっもっと……りょうやぁッ……!」
掴んだ涼弥の腕を、ありったけの力で握りしめた。
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