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栄吉と恭一
ふと、思う。
明日は月曜日で学校に行かなきゃなー、と。
ベッドに寝転んで漫画を読みながら過ぎる憂鬱な思い出しは夕方にやる海の幸家族のアニメを見てから襲いかかるものだ。テレビを消して思い出し、風呂に入って、思い出す。
そして三回目は今、漫画を読んで思い出す。
ここまでくればなんの刺激もない普通過ぎる学校に足を運んで、つまらない勉強に眠くなるような教師の声を聞きながら頑張って一日を過ごさないといけない、なんて諦めが出てくるわけだ。
ま、要するに俺は学校という場所でなにか楽しみがあるわけではないのだ。
勉強が楽しいから。友達に会えるから。彼女彼氏と一緒にいられるから。体育があるから……おいおいおいおい、そんなの小学校低学年に終わった事だぜ。――ピロリーン。
「ん……ああ、いつものか」
ページを捲る音しかしなかった部屋に突然、他の音が紛れ込んできた。それは俺のスマホであり、大きな画面に浮かぶ文字と小さなアイコン。
すぐ手にスマホを取る。
【栄吉さんより:花ちゃん】
[こんばんは、花ちゃん。もう休日も終わっちゃうね――]
続く文字の羅列に口元のニヤケが止まらなくなる。こいつ本当にバカだー。
そう叫びたくなるような人間だ。――顔は知らないけど。
出会い系サイト。
昔はよく警戒されてきた言葉だと思うが、今では結構使われてるのが多かったりする。
出会い系サイト、なんて言うんじゃなくてコミュニティサイトで『一緒に会って○○を語りませんか!?』という誘いを受けて会っちゃえば、それも出会い系サイトと一緒になるのかもしれない。
だって、こっちもあっちも『オンナです』『オトコです』と言っても本当なのか嘘なのか、わからないだろ?
会ってから実は……なんていうのもなくない事実。
だって俺がそうだし。
「よくもまぁ、この人も送り続けるよなー」
誰に届くわけでもない呟きに俺はすぐ返事をするために専用サイトにアクセスをする。実際の俺は男であるが、このサイトの俺の性別は女にしてる。
だから似ても似つかな過ぎるアバターは可愛らしい女の子で、今でもルンルンに歩きだしそうな子だ。
現実の俺は、現実の女に見向きもされないほど影が薄い存在なんだけどな!
だけどネットって面白い。女と表示されてるだけで男からどんどんメールが来る。
この、栄吉 ってやつもその一人だ。栄吉なんて本名かどうかは知らないけどな。
男だとも知らずによく架空の女に気持ち悪い内容を送ってきたり、つまらなすぎる茶番を送ってきたり……こうやって見ると男ってマジでアホだよ。
俺も男なんだけどさ。
この栄吉だって今来たメッセージ内容を要約すれば『休みが終わって明日から会社だ』というものだから。それをツラツラと文字を並べて、なるべく会話が出来るようにしてきてる。
実にイタい。まあ、花ちゃんである“俺”は優しいから。ちゃんとお話を聞いてあげるいい子な女子高生だから。
返事はするさ。
「わ、た、し、も、同じこと思って、いました、――と」
俺自身もツラツラツラツラ、女子高生らしい内容を書き終えたあと、さらに付け足した“――楽しみ”の文。
同じことを考えてたのは一緒だし、性別以外嘘偽りのないものだ。完璧。楽しい。
毎日毎日、栄吉以外の男からメッセージが来るが、今のところ面白いのはこいつだ。だから他はわりと素っ気なく返事をしている。
面白い奴が出てくりゃ栄吉にも素っ気ない態度で返事をするんだろうけど、今はいないからさ。
最後に読み返しをして、送信を指でタップ。完了の文字が出てきたら俺のなかで一日が終了する。気付けば22時を過ぎているなぁ……あ、日曜ドラマみてないや。
ちょっと過ぎたがまだそんなに進んでいないだろう。
そう思い、俺はスマホを枕の方に投げてはリビングに向かう。
寝るのはそのあとだから、きっと0時前だろうな。
楽しみは取っておきたいから、今日スマホを見るのはあれで最後にしようじゃないか。
* * *
「くそ……夜更かしし過ぎた……」
なんで人は明日もあるとわかりながらもはやく寝ずにドラマなんて見ちゃうんだろうな。というか、なんで人は、じゃなくて“なんで俺は、”の方が正しいか……。
三限目の授業が終わる五分前の眠気さといったらハンパじゃねぇ。けど頑張れ俺。今日は午前授業だけじゃないか。
気が付いたのは学校に着いてからだったが、でもその分その時だけ今日の学校はやる気が出たんだ。もうそれこそ偽ってる性別で公開した可愛いアバターかのようにルンルンな気分。
我ながら単純野郎だと、俺も思ってる。
あと三分、とペンを持ってるフリして黒板の上にある時計と睨めっこしていると突然ブレザーのポケットに入ってたスマホが震えた。
設定でバイブ音のレベルを1にしているため自分でも気付きにくいほどの控え目なんだが、今回は気付いてしまった。だけど教師はおろか周りも気が付いてないみたいでセーフセーフ。
暇だし、覗こう。どうせ使ってるサイトからのメッセージか本当に誰かからのメールか、メルマガか。この三択だろうよ。この授業が終わるまで、一分半。
ふわ、と浮かび上がる【メッセージを受信しました】という文字。
俺が予想していた三択のうち一つが正解。やはり、いつも使っているサイトからのメッセージだった。
誰だダレだ。こんな時間から勝手に可愛いと想像して変態メッセージを送ってくるニートは。
受信メールから中身を覗こうと、こんな時間からメッセージを寄越すくそニートを汚しながら開けてみれば――。
【栄吉さんより:花ちゃん】
まじかよ。お前もしかしてニートなのか。
いや、社会人とかまだ俺にはよくわからないがはやめの昼休憩っていうのも、ありえるんじゃ……いやいや、やっぱりはやすぎだろ。
まあ……いいか。俺にはどうでもいいことだ。
指を動かしてスワイプさせながら続く文字を下に持って行くと、見えた、昨日の返信。
「お、ちょうどチャイムも鳴ったな。じゃあ今日の授業はここまでだ。日直、あとはよろしく」
「やったーーーーーーーーーーー!」
「……園田 ?」
「お、っと……失礼しました」
教師の終わりの合図と同時に叫んでしまった俺。
でもしょうがない。昨日の返事で打った“楽しみ”について栄吉が、了承したんだから。
変な目で見てくるクラスメイトに首を傾げて『大丈夫か?』と心配してくる教師をよそに終わった授業。誰に見られるわけでもないのにスマホの画面を隠すようにしてすぐ栄吉に返事をする。
なにが楽しみで俺はテンションマックスになってるかって?
【花ちゃんさんより:栄吉さん】
[――ところで、いつか暇な時、会ってみませんか?]
昨日の返事で付け足したもの。バリバリに可愛いと思われる顔文字とともに、誘ったもの。
良いように言えばオフ会だ。悪いように言えば……パコり会?
でも本当の俺は“俺”で“男”だし。花ちゃんじゃなくて園田 恭一 だし。パコるもなにも、そんなのないし。
――俺の楽しみは淡い期待とガツガツやってくるエロさを纏った気持ち悪いおっさんの、花ちゃんに会えないと知ってガッカリした姿を見ては笑って写メってさよならまで見届けることだ。
最初に『○○が目印の服を着てるからね』と招き、“今向かってる”と高まらせて『ごめんなさい、親が急に……!』とドタキャンコース。
危ないようで、俺からすればハラハラした刺激溢れるものだから好きなんだ。遊びの一環として!
いい歳扱いた親父のしょんぼり姿を俺は何枚も写して家に帰ってゲラゲラ笑ってるよ。もう何十枚もあるな。何人のおっさんを誘ってこんなことをやっているか……これだからネカマはやめられない。
そんな俺のもとに栄吉がやってきたわけで、なにも知らない栄吉は今度会おうという花ちゃんのメッセージに引っ掛かってきた。
栄吉は二十代らしいが、俺からすればもうこうやって引っ掛かる奴等をおっさん枠に入れてしまう。いや、つーか、随分急なことで、今日の夕方でどう?か……。
確かにこいつとは住んでるところが近かったりする。前に栄吉が教えてきたのだ。もちろん一方的に。俺から聞き出すわけない。
だけど、言ってきたからこそ、こうやって密かに楽しみを計画していたわけで――俺って近いうち刺されるか誘拐されて罰とか当たりそうだ。
主に“死”的な意味で。
もちろん栄吉の当日誘いには乗った。実は花ちゃんも学校が休みだった設定にしている。制服をリアルで言ったら後味悪い展開が舞い込んでくるだろうし、他校の制服の特徴を言っても同じだ。
なら、ありもしなそうな女の私服目印を適当に吹き込んで、あたふた見付ける面白い栄吉の姿でも写メろうかな、って。居もしない女を探してるアホな姿を。――ピロリーン。
「駅前に着いたよ。僕は水色のネクタイを……水色みずいろー。……うっわ、引くわ」
学校が終わり、指定場所の主導権はこっちがもぎ取って最寄駅から二駅離れてる所を待ち合わせにした。時間も指定。花ちゃんだから花柄のワンピを着てて赤のコートを羽織ってる、と伝えてある。
なんとも気の強そうな女……って、俺が女のなにかを知ってるわけじゃないしファッションセンスもあるわけじゃないからわかんねぇけどな!
だけど組み合わせ的に俺は真っ赤なコートなんて見た事ないわけで……口裂け女ぐらい?……と、脱線したな。
ちなみに俺は駅前にあるカフェのカウンター席で優雅にミルクティーを飲みながら待機している。待ち合わせ場所は駅前の改札口で、カフェではない。
まあ、ここの席からは改札口が良く見えていいんだよなー。なにもかもがわかる!
ので、俺は今、水色のネクタイをした二十代青年の男を探している。
ぶっちゃけ定時の帰宅ラッシュ時間寸前だからいつもより人が多いから探すのが困難で困難で……なんてな!
あいつ結構張り切ってる野郎なのかもしれない!
くっそキモい男かもな!
だって水色のネクタイをしている、の文字の後に『花ちゃんに似合う花束も持って行くよ』って!
こんな時間に花束とか!
ラブラブな恋人同士だったら駅前で待ち合わせとかじゃなくてこの先にある噴水の前とかが多いし。駅前で花束って……どんなデブきもおっさんなんだろうなぁ。
写メを押す指もウズウズし始めてるよ。ドキドキわくわくする気持ちのあとすぐに、メールを受信した音が俺の耳に届く。
【栄吉さんより:花ちゃん】
[ついたよ]
その文字で俺はバッ、と窓越しで改札口に顔を上げた。大丈夫、今の俺は制服だ。男子高生の制服。怪しい動きをしててもこの歳なら許されるであろう姿だ。
故に、栄吉からバレることもない。
どこだどこだ、と水色のネクタイに花束を持っているおっさんを目で必死に探していると、やっと探し出せた。
改札口から出てきた黒のジャケットスーツ。
茶の短髪でノンフレーム眼鏡を、そして水色のネクタイと何本束ねてるのかわからないバラの花を持ったまま顔を左右に振りながら人を探してるように思える、男。
「……待て、イケメンじゃねぇか……」
シャッター音が響かないカメラアプリでまずは一枚。保存中と画面上に浮き上がってデータ作成が整うまで“栄吉”だと思われる男をガン見。
まず、俺が想像していたおっさんと違う。俺が今まで釣ってきたおっさんと、大いに違い過ぎた。なにあの優秀漂う社会人……!
出来るエリート臭がムンムンに放たれてる。俺の目でもわかるよ……。あんな奴が、あんなメッセージを毎回毎回……えぇー?
変に疑ってきた俺はカメラを起動してるにもかかわらず一枚しか撮れていない男を“もしかしたら栄吉じゃないのかもしれない、”と面白味が半減して、確認のために俺はメッセージで栄吉に送った。
[もうすぐで着きます]なんて音符マークと顔文字ともに送った可愛らしい文字の羅列で。
するとすぐに受信したのか俺がガン見していたイケメンエリートが、ポケットに手を入れて――スマホを取り出したのだ。
「……、」
無駄にドキドキする俺はワクワク感を置き忘れてる。
スマホを見て、なんだか指が動いてるように見えて、それで少し経ったイケメンエリートは、スマホを胸元にギュッと握りしめていた。……その時、ピロリーンって。
「……うっわ」
俺のスマホに、受信されたのだ。まさかの想像違い。普通は逆なんだろうけど。
カッコよければ、可愛ければノリノリになる気持ちも、俺はそうじゃない。
だって気持ち悪いおっさんが“これから花ちゃんに会える、どんなことをしてもらおうかな!”なんて伝わるオーラを放ちながら待つ姿が面白くて続けていたものだ。
なのにあいつはそんなオーラが見えてもなぜだか面白く感じれない。たぶん、容姿が整ってるせいだ。
どんな奴でも変態にかわりないが、イケメン相手だとまた違った印象になるだろ……くっそ。
謎の怒りに俺はイケメンエリートをガン見したまま、もう帰ろうとした。
あぁ、その前に親の都合で、ってドタキャンしなきゃな。危篤状態とか言えば仕方がないね、って言いそうだろ。雰囲気的に。……しかしあの男、男の俺から見てもカッコいい。
モテるんだろうな、会社とかでも。
「……ん?」
ガン見でもし過ぎたか。なんかイケメンエリートと目が合っちゃったわ。つーか今でも目が合ってるわ。そんでもってイケメンエリートが首傾げてる。
ごめんごめん、学生からガン見されてたんだもんな。そりゃ首傾げるよな。ごめんな兄ちゃん。二十代でもおっさん枠……って期待してたのに。
やっと完成した砂のお城を崩されたかのようなイケメンを見て嫉妬しちゃったのかも。今だけナルシストにでもなって見逃してくれ。
はあ……この店から出よう。電車のなかでドタキャンすりゃいいや。
そう思って俺はイケメンエリートから目を離し、隠し撮りした写真を一枚削除してからミルクティー代の伝票を持って、席から立ち上がった。
ら、わりとすぐだ。
「あのー……」
「はい――、え」
席から立ち上がって、振り返ろうとしたら、肩を叩かれて、声をかけられる。そんな一連に俺は近くの席の人か誰かかと思って普通に返事を返した。
しかし、振り返ったらイケメンエリートが俺の目の前にいたんだ。
ガン見していた、俺が釣った、男が。
「……」
「あの、その……」
なにか言いたそうなイケメンエリートに焦る、俺。
やべぇやべぇやべぇ!
ガン見がいけなかったのか!
そんなに俺の眼力強かったのか!?
ここで喧嘩売られたらどうしよう!
買えないからな!?
いや、つーかあんたあの改札口から一瞬でここまで来たってどういうこと、だ……!?
とたんにビクつく俺にイケメンエリートは顔を真っ赤にしながら口を小さく開いて、
「花ちゃん、さん、ですか……?」
と、聞いてきた。
「は……?」
「あの、このサイトでよくお話をしてくれる、花ちゃん……だよね?」
スマホを片手に見せてきたのは俺がおっさん釣りをしているあのサイト。
なに言ってんだ、こいつ……。
「もうすぐで着く、って、焦らしてくれてるの?すっごいドキドキした。あ、これ。前にバラが好きだ、って言ってたでしょ。本当は帰る時がいいんだろうけど、やっぱり渡したくて……。ご飯食べる時は店の人に預けて構わないし、受け取ってくれる?」
「……い、や……は?」
驚いた。
本当にこいつは、なに言ってんだ。
お前が望む花ちゃんは女の子だぞ。真っ赤なコートを着た、女だ。女子高生なんだぞ。俺を見ろ。紺のブレザーにズボンを穿いていて、男だ。男子高生だぞ。
なのになぜ、花ちゃんという前提で俺に花束を渡してくる……つーか花ちゃんはバラが好きって言ってたのか!
覚えてないっつの!
「いやいや、人違いですよ。花ちゃん?そのサイトもなんですか?よくわからないので、失礼します」
俺が花ちゃんだけど、こいつが思ってる花ちゃんではない事をまずは伝える。迷惑そうな顔を浮かべながらの退散。焦ってるのも隠し通せればいいんだけどな!
あー、びびったー。
はや歩きでレジに向かって少し乱暴に伝票を店員に渡せば、怖気ずに淡々と『299円でございます』と言う。そのまま300円を取り出そうと財布を鞄から探していれば、
「この店カード使える?」
なんて、さっきのイケメンエリートが横からスッ、と黒いカードを店員に見せていた。
見た事がないのか乱暴だった俺には動揺しなかった店員もギョッ、としてて『少々お待ちください!』と言いながら奥へと消えていった。
なんなんだ、こいつ。
ここにきておかしな魚が釣れちゃったことに後悔。――と、まではいかなくても俺は冷や汗が出てきて、見付けた財布から300円を取り出し、小銭受けに置いたまま走って店から出て行った。
単純に、気持ち悪いよ、あいつ。
「あ、待って待って!花ちゃん!――いや、恭一君!僕が払うんだからこの300円は恭一君のだよ!」
「なんで追いかけてくんだよ!花ちゃんってなんだよ!つーかなんで俺の名前知ってんだよ!」
走って電車に乗ろうとしたのにあの男はすぐに追いかけてきて声を上げた。だから急なものに対応が出来なくて改札口を通り過ぎ、走ったまま。
もしかしたら本当の最寄駅まで走り続けるのかもしれない。だってこの道一本で着くし。20分ぐらいで。……それは死ぬな。走りに慣れてない俺からしたら死ぬ。
罰当たりってこういうのかよ。くそ。というか、あの男めっちゃキモいな。
なんで俺を知ってんだよ!
「手を握ってくれるって言ったじゃないか!」
「はっ!?」
「話も聞いて、甘えさせてくれるって、恭一君は言った!」
「はあ!?」
「舐めさせてくれるとも、恭一君は、花ちゃんになって、言った!」
その後の男は、わけのわからない言葉とともに俺を追い掛け続けたままだった。
【栄吉さんより:花ちゃん】
[手、握ってもいい?]
【花ちゃんより:栄吉さん】
[もちろん、今は無理でも会えたらたくさん握ろうね!]
【栄吉さんより:花ちゃん】
[たまに、ツラい時もあるんだ]
【花ちゃんより:栄吉さん】
[私はそういう社会人なんて、まだよくわからないけど、甘えさせることは出来るよ]
【栄吉さんより:花ちゃん】
[花ちゃん、可愛い。花ちゃんの花ちゃん、舐めたい]
【花ちゃんより:栄吉さん】
[栄吉さんのエッチ!
でもでも、その時が、きたら、ね……?]
「園田……きょういち、くん、かー……かっこいい なぁ……」
(「僕の知ってる罠だよ」「エサだっつの!」)
*END*
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