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その後 第8話
巳露side
「妻とは別れた。他のやつとも手を切った。気付いたから。君しかいないと」
「いやです!俺は…俺には峻くんだけなのだから!!」
「まだいうのか?忌々しい…俺と別れたから寂しさを埋めるためだけに付き合ってずるずるとここまで来たくせに」
そういって律動を再開した
「いやっ!あっ!!やめて!!峻くん!峻くん!!」
「まぁそういう素直じゃないところも可愛いけどね」
そうして彼は何度も俺の中で果てた。
「巳露もいってるじゃない?ほら。お腹のとこぐしょぐしょ」
心はいやだと叫んでいるのに体は素直に欲を吐き出していた。
「もう…やだ…やだっ!」
「嬉しいくせに」
そしてまた律動を始める。付き合っているときはこんなに求められたことなんてなかった。せいぜい二三回だ。この長い年月で彼に何があったのか俺にはわからない。
ただ彼があの頃のようには順風満帆ではないと言うことだけは確かなのだろう。
「もう…やめてください!!いやだ」
「俺のものになると言うまでやめないよ?」
「んあっ!!やだ!!あっあっ…あっ!ん…んっ!!やっ!!」
何度果てたのだろう?わからない。…体はもう動かせない。けれど俺は
「峻くんっ…!!」
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