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Ⅲ 迎える明日

核の火は、朝火を燃やした。 この世界が始まり、終焉を迎えるその日まで、最も明るい嘆きの夜を世界は灯した。 核が国土に落ちなかったのは奇跡といえよう。 カイザーライヒ=プレヤーデンは、核攻撃を受け撤退。 亡命先の友好国の援助を受け、自国に核を放った彼を表だって批難する者はいない。 正義を計る天秤は、常に勝者に委ねられるのだから。 彼は新皇(しんのう)となって、荒廃した我が国に即位した。 ……『悪逆』と罵られようとも、兄の選んだ道 夜は明ける。 鳥が囀り、光が青い空を運んでくる。 あの日、見た空を………

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