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9.童貞も失ったけど二人同時に犯されました
「初めまして、天使さま。僕はロイと言います。以後お見知りおきを」
「あ、うん……?」
ある日キリーンに連れられてやってきた青年は線が細く中世的な面差しをしていた。
「王都でそれなりに売れっ子の男娼だ」
「だっ……!?」
男ーインの言葉に俺は驚いた。
「やだなぁ、そんなことないですよ。インさんとは同郷なんです。一足先に村に戻って準備するのでその前に参りました」
「?」
青年の言っていることがわからなくて俺は目を泳がせた。
「お前は送還の儀で俺の村に送られる。村はここから馬をフルに走らせても4日以上かかる場所にあるんだ。送還の儀で送られるのはお前だけだから、ロイに村への説明と受け入れ準備を頼むことにした」
「そ、そうなのか……」
ということは一時的にインと離れ離れになるらしい。少し不安だが青年が待っていてくれるというなら大丈夫だろう。
「安心しろ。お前を犯したがっている奴は山ほどいる。俺が着くまでたっぷりおまんこを犯してもらっていればいい」
「え……いや、そんなことは……」
「インさん、僕も天使さまのおまんこ味わいたいよ。いいでしょ?」
「ああ、おまんこと言わず全身味わってやれ」
「わーい!」
「え? なんで……」
どうして俺が犯されたがっていると思うのか意味がわからない。知らない人の中に放り込まれるのは少し不安だというだけなのに。俺が戸惑っている間に腰に巻いたシーツは剥がされ、インのあぐらの上に後ろ向きに座らされた。前には青年が陣取り、俺の小さいそれを見つめている。
(どーせ俺のモノは小さいよ……)
みじめな気持ちになったが、青年の反応は違っていた。
「え? なんでこんなにかわいいのに天使さまなの? 30前に娼館に来てくれればみんなで喜んで相手したのに~」
「……え?」
「まだ童貞なの? 僕でよければ筆下ろししない?」
俺の喉がゴクリと鳴った。
男の相手なんてとんでもないと思っていたが、青年はキレイだった。尻の肉も薄いことを除けばそれほど気にならない。青年は潤滑油のようなもので自分の尻穴を慣らすと、俺に向かって尻を開いた。
「いいよ」
「あ、ああ……」
俺は自分自身をしごき、少しでも固く大きくなるように準備した。そして、てらてらと濡れている青年の尻穴に自身を突き刺した。
「あっ」
「うっ!」
初めて誰かの中に入った感覚は強烈だった。青年の尻穴はきつく、俺は夢中になって腰を振った。すると俺の尻を誰かの手が開き、
「俺の相手もしろ」
ずぶっと太くて長いモノを突き入れられてしまった。
「あああっ!?」
「んっ、大きくなった……」
「どうだ、挟まれる気分は?」
青年に俺自身を入れながら、尻穴に男を受け入れていると認識した途端、凄まじい快感が俺を襲った。
「あああああーーーっっ!!」
青年が腰を揺らし、男も腰をずんずんと突き入れてくる。前は入れている快感、そして後ろから抉られる快感に頭が溶けてしまいそうだった。先ほどまでは動かせていた腰も二人に翻弄され、俺自身が何度もイくまで相手をさせられた。
ちゅぽん、と音がしたようにやっと青年が離れる。俺の尻穴にはまだ男が当然のように入っていた。
「すっごいかわいかったよ。ねぇ、僕も天使さまのおまんこ犯していいかな?」
「え……」
「いいぞ、こい」
「は?」
上気した青年に囁かれるように言われ、俺は戸惑った。それに男が答える。
俺は男がイチモツを抜いて青年に場所を明け渡すのかと思ったが、そうではなかった。あろうことか男は、男自身が入っている尻穴を青年に見せるようにし、両方の指を差し込んで俺の尻穴を広げた。
「あっ!? え? 何? う、うそだろ?」
「うわあ、本当に天使さまのおまんこって広がるんだね。がばがばにならないの?」
「二時間も休めば元の狭さに戻る。天使さまのおまんこは切れないし、どんなに太いモノで犯されても感じる。大丈夫だ」
「へえ……天使さまのおまんこっていいね。僕も童貞捨てないで天使さま目指せばよかったかなぁ。って無理だったけど」
そう言いながら青年は標準的なサイズの彼自身をしごき、男がすでに入っている尻穴に押し当てた。
「や、やめっ! 入らなっ……」
「入れるよ」
「あっ、ひいいいい~~~~!!」
ずぶっと入ってきた質量に俺は頭を何度も振ることしかできない。男だけでもいっぱいいっぱいなのに更にもう一本追加されたのだ。なのに痛みを感じるどころか首の後ろが痺れるような快感で俺は涙をこぼした。
「狭い、けど、気持ちいいね」
「だろう? 天使さまのおまんこは名器だ」
「うん、たまんない。腰もとまんない」
男と青年は容赦なくずちゅずちゅと腰を突き入れてくる。俺は逃げを打つ身体を男に抱きしめられていてただただ尻穴を二人に犯されることしかできなかった。
「あっ、あっ、ああっ、んんんっっ!」
「かわいい乳首、いただきまーす」
「ひぃんっ!?」
青年は俺の中をかき混ぜながら俺の乳首にむしゃぶりついた。ぺろぺろと舐められちゅうちゅう吸われる。乳首を責められながら中を抉られるのがたまらなく気持ちいい。自然と俺の腰も二人を味わうように揺れ始めた。
「あっ、ああっ、あんっあんっ!!」
「どうだ二本挿しは? すごく気持ちいいだろう?」
「あっ、いいっ、そこっ、そこぉっ!」
二人のイチモツが縦横無尽に俺の中をかき回す。こんな快感味わったらもう他のことでは満足できないのではないかと、涙とよだれでアヘ顔を晒しながら俺は二人に犯され続けたのだった。
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