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11.村ではお世話係が待っていました

 ただひたすら尻穴を男たちのイチモツでずんずんと犯され続けて約一ヶ月。  俺は召喚された場所へ連れてこられていた。服はこちらに来た時着ていたもので、「送還の儀式」を行うことになっている。  しかし俺は元の世界には帰らない。これだけ散々犯されて感じまくったのだ。元の世界で一人寝など耐えられるとは到底思えなかった。  はっきり言おう。  俺は快楽堕ちした。  俺を毎日犯す男ーインに朝から尻穴を抉られ、キリーンの舌で中をこれでもかとほぐされ、童貞だというでかいイチモツを持つ少年たちの筆下ろしをし……俺はもうすっかり尻穴を犯される快感の虜になっていた。たださすがにこれまで生きてきた男としての矜持というものもあり、短い時間ではあるが食事の時などは不機嫌そうな顔を作ったりしていた。 「ではこれより送還の儀を行う」  ここに召喚されてきた時と同じように、白っぽい衣裳を着た髪の薄い者たちが俺が立っている祭壇を囲んで何やら唱え始める。インの村に転移させられるということはわかっているが、それでも俺は少しだけ不安だった。  もし本当に送還の儀式をされていて元の世界に帰ってしまったら、俺はどうすればいいのだろう。そんな風に考えた瞬間、俺は見知らぬ場所にいた。  ここはどこだろうと辺りを見回す。回りには背の高い草がいっぱいあり、俺がいるのはどうやら草の少ない円形の場所だった。 「ここは……」  俺はいったいどこにいるんだと思った時、ガサガサと草を掻き分けるような音がし、エインが顔を覗かせた。 「あ! やっぱり天使さまだ! おーい、天使さまはこちらにいらっしゃったぞ!」  がたいがでかく巨人と言ってもおかしくないエインは、軽々と俺をお姫さまだっこすると元来た道を戻った。そして、沢山の人々が集まっている場所へ俺を運んでいった。 (本当に男しかいないんだな) 「天使さま、お待ちしておりました!」 「て、天使さま……インさんが来るまで精一杯ご奉仕させていただきます!」  ロイとケンの姿を見て俺はほっとした。この三人が一緒にいてくれるならインに何日か会えなくてもどうにかなりそうな気がした。  少し歳がいっているように見える男性が声をかけてきた。 「初めまして天使さま。この村の村長を務めているゼツと申します。インからは天使さまのことを頼むと言われております」 「はい、これからよろしくお願いします」  ”天使”と言ったらみなの目の色が変わったのはわかっていたが、俺は内心冷汗をかきながらも返事をすることができた。  俺が住むのはインの家らしい。食事の支度や掃除、洗濯などは村の者たちが行うので、童貞の少年たちの筆下ろししてほしいと村長に言われた。  だが俺自身が勝手にいろいろ決められるわけがない。 「村長、インがこちらに来しだい確認して下さい。天使さまはイン預かりです。インが帰ってくるまでは私たちが天使さまを保護します」 「だがそれでは童貞の者たちが……」 「ここ二、三日で30歳を迎えるような者はいないはずですが?」 「そ、それはそうだが……」 「インが帰ってくるまで待てないと言うならば天使さまは別のところへ連れていきますよ」 「……わかった」  村長はロイの言うことを聞いた。俺はなんのことかさっぱりわからなかったので、エインの腕の中に納まっていた。  インの家に連れて行かれ、インの部屋のベッドに下ろされる。 「いいですか? 私たちがお世話をしますので絶対にこの部屋から出てはいけません。もし私たちが呼んでいるから来てほしいと誰かに言われても、絶対に部屋のドアを開けないでください」 「あ、ああ……」  ロイの剣幕に俺はわけがわからないまま返事をする。 「誰か必ず部屋にいるようにはしますが、私たち以外は敵だと思ってくださいね」 「えええ?」  どうせほぼ一ヶ月ベッドの中で過ごしたのだ。それがあと何日か過ぎたところでどうということもない。俺はそれほど好奇心がある方ではない。そんなわけでインが村に着くまで、俺は三人にかわるがわる抱かれ続けたのだった。  

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