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第2話【R18】
side 凪
「やるんだろ?」
「…」
凪はちゅっと拓己の髪にキスを落とし、シャツのボタンをはずした。
拓己はうっすら頬をピンク色に染めて、制服を脱いでいる。これはいわゆるセフレってやつだよな。
ぼんやり考えながら拓己を組み敷く。
瞼から首筋にかけて唇でなぞり、左手で胸の先端を摘まむ。
「んっ…ぅん」
反対側は乳輪ごと口に含み舐めて吸い上げる。
「はぁ…あ…あん」
「ヤバイ位感じてるね」
「…ん、違う…ん」
嘘だ。拓己は軽く仰け反りながら息を詰めている。
素直にさせるにはと、軽く歯をたてる。
「あん!」
声をあげる拓己の中心からは密が溢れだし、そっと掬って塗り込むように扱きはじめると、拓己の腰が揺れる。
「あ…、やぁ……ん…」
凪は拓己の男としては細すぎる腰を反対側の手でつぅっとたどり、そのままピンク色の後穴の入口を撫でた。
「はぁんっ…」
「ここは?」
「…やぁん…」
目を潤ませて泣く寸前になってる。
「嫌じゃないでしょ?ちゃんと言わないとおあずけだよ?」
「…あっ…」
人差し指でつついてみる。
「もぅ!早くしてよぉ…」
「ん?」
「…後ろもいじって…」
涙声になってきた。
拓己は我慢がきかないからすぐに陥落する。
こんなところは可愛いと思う。
ジェルを手にとり、指に纏わせてつぷっと入れる。
ゆるゆると抜き差しを繰り返し拓己の顔をみる。
手の甲を口に当て、快感に悶えている。
(今さら声を殺しても意味ないんじゃ…)
指を増やし粘膜を刺激する。
ある場所で拓己の体がびくんと跳ねる。
そこに触れないギリギリのラインまで指を近づけては遠ざける。
「ん~…うぅ…もう、早くぅ…」
「早く?何?」
「や…、言わな…い、ん…」
「いいの?」
「…やだぁ」
拓己の目から涙が落ちた。苛めすぎたかな。
拓己の中にゆっくりと挿入して馴染むまでぎゅっと抱きしめる。
「ん…」
「気持ちいいんだ?」
「…」
「良くない?」
「…いいから、動いてよぉ」
「はいはい」
俺は焦らしながら拓己を突き上げた。
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