「え？」 「だから、三上と明日も飯食うからお前らも来いよ」 「いや、俺ら友達になりたいわけじゃな」 こいつらアホか。 「あのな？とりあえず仲良くならないとお前たち警戒されるって」 「いや、俺ら友達になりたいわけじゃないし」 「じゃあ勝手にしろよ。風紀委員にでも見られりゃ即退学だゾ？」 「う"っそれだけは勘弁して欲しい」 うちの高校はちょっと変わっている。 やはり男子校だからなのかわからないが。 学内での性行為は禁止されている。 万が一見つかれば下手したら退学になる。 男子生徒に襲われるというレイプ事件が結構あるからだと思う。 そして。 次の日の昼休み。 俺はこいつらと三上と飯を食うため屋上へ。 「三上ー」 「あ、山南くん」 「こいつら俺の友達なんだ」 「三上、俺、三日月新よろしくな！」 「俺は中村俊一郎」 「う、うん。よろしく！」 俺たちは三上としばらく飯を食うことにした。