雨の竜 | おにぎり１０００米の小説 - BL小説・漫画投稿サイトfujossy[フジョッシー]

エシュの髪の毛に目を奪われたり、竜の扱いの上手さに感心をしたりして、ようやく自分の恋心に気付いていく様子が丁寧に書かれていてとても好きです。 長い雨の季節を梅雨と呼ぶ文化があることを教えたり、生まれた国や学生時代の素行が何かありそうで寂しそうなエシュと雨の中で竜の求愛行動の情熱さが、エシュとアーロンの関係が複雑になっていきそうで切なかったです。 雨を呼ぶのか、雨を追うのか、解釈はそれぞれでどちらを選ぶのかで自分の立場が分かるきがしました。