18 / 26
物語本編 16
端山「本当にジャム屋さん? 店は? 敷地内?」
きょろきょろする
三田「店は無い。道の駅と、そこの車で地元のイベントに出店を出すんだ。
火曜は家の前の、あの看板のところで半端ものを売る。」
(イベントに屋台を出すんだよ)
あごで指す方に移動販売車。山之上ジャム工房/いちごみるく/イタリアンソーダ の文字
三田「農協の作業室を借りて、果物を煮て瓶に詰めるからここに設備はないんだよ。ジャムや、コンポート、フルーツソースを売るんだ。」
吉田「三田さーん、お邪魔するよー!」
玄関先から声がかかる。
ともだちにシェアしよう!