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第1話
チュンチュン
鳥の鳴き声で目を覚ます
葵「う…ん…」
目を開けぼやけた視界に目を擦る
葵「ここ…どこ…?」
鳥の声や小動物の足音、木の葉っぱの隙間からキラキラと注ぐ木漏れ日…周りを見回し自分が森の中にいる事に気づき呟く
葵「森…?なんでこんな所に寝てたんだろ?家に帰らないと…家…?あれ…?僕の家ってどこ…?」
そこまで思考し初めて自分の事を名前しかわからない事に気づき不安になる
葵「とにかく森を出よう…」
立ちあがり歩き始める
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