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本編 06

そのまま堺の膝の上に飛び乗るポム君 顔を輝かせる堺の膝の上で、ポム君が一心不乱にキャベツを食べている M「彼にキャベツ(別料金)を貢ぐのが、俺にとって唯一の楽しみ」 ●回想終わり、場面は堺宅のリビングに戻る M「そんなポム君が――」 人間ポム君「実は俺、ヒト型になれるんです。昼間はうさぎの姿でバニカで働いてるんです」 笑顔のポム君に対し堺は内心パニックの表情 M「そんなわけあるか!!」 堺(え!? 何この子、電波くん?) 堺「えーと……助けたっていうのは……」 ポム君「覚えてませんか!?」

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