――――やがて。 と分かるようなコマ割り。 仰向け全裸なリゲルの膝を曲げて開いた足の間にアンタレスの身体。 ぐぷぐぷとアンタレスの二本の指がリゲルの後孔を拡げているシーン。 アンタレスのもう片方の手はリゲルの内腿をガシッと掴んでいる。 リゲル「アッ、やめ⋯⋯ッ！　ぅあぁ⋯⋯！」 リゲル（うそ、うそ、ナニ、何でこんなことに⋯⋯!?） 見開いたリゲルの瞳が困惑して涙で潤む。 リゲルの顔は真っ赤で身体は僅かに抵抗を見せている。 何度もぐちゅぐちゅと出し入れするアンタレスの二本の長い指先。 床に転がる蓋の空いた空瓶からは香油が少し溢れて床を濡らしている。 アンタレス「今日こそは捕まえるって決めてた」 口角を上げるイケメン顔。 ごりっと悦いところに当たって目を見開くリゲル。 リゲル「⋯⋯や!?　そこ、やだ！　ひゃあ！」 ビクビクと体を跳ねさせるリゲル。 アンタレス「ああ、此処か⋯⋯」 愉しげに口角を上げるアンタレスは獲物を捕らえた肉食獣のようにギラギラした表情。