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本編 24

リゲルが両手を伸ばし、アンタレスが身を寄せて抱きつくのを許す。 ここからは対面座位。 リゲル「あっ、あっ! 深ぁ⋯⋯ッ。あんたれす⋯⋯、あんたれす⋯⋯ッ」 アンタレスにしがみついて、必死で名前を呼ぶリゲル。 アンタレス「⋯⋯ッ、リゲル⋯⋯、リゲル⋯⋯ッ」 そんなリゲルが愛しくて頰を歪めるアンタレス。 アンタレスはリゲルを強く掻き抱き、何度も下から穿ちながら名前を呼び続ける。 リゲル「アアァァ――――ッ!」 やがてリゲルが背を反らし、びくびくっと身体を跳ねさせて射精する。 視界が白く飛ぶリゲル。 後を追う様にリゲルの中にどくん⋯⋯っ! と欲望を放つアンタレス。 アンタレス「くっ」 最後の一滴まで惜しむ様にリゲルを抱きしめ、注ぎ込むアンタレス。 リゲルの身体は折れんばかりに弓なり。逆光な二人のシルエットの描写。 征服欲を満たされたアンタレスは身を起こし、優しい眼差しをリゲルに向ける。 意識を失い目を閉じ、くたっと脱力したリゲルをそっと横たえて、覗き込むアンタレスの精悍な頰を艶っぽく汗が一筋流れる。 アンタレスのリゲルを見つめる紅色の眼差しに恋情の色が浮かぶ。

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