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〇人がちらほらと歩く商店街  横にならんで買い物袋を持って歩く智之とトイレットペーパーやティッシュを持って歩く寛也。 智之の心の声『どうしてこうなった?』 〇天子の顔のコマ 天子「ここには何もないので、二人で買い物に行ってきてください。帰って来なくても良いですよ?」 〇そのまま帰るのかと思えば、とある駐車場へ  黙ったまま赤い外車の後部座席に荷物を置く寛也をぼーっと突っ立って見ている智之。 寛也「何してんだ? 荷物置いて、乗れ」 智之「え、あ、え?」  戸惑いながらも智之はワタワタと後部座席に荷物を置き、自分も後部座席に座ろうとする。 寛也「違う、お前は助手席」  助手席の方に回ってきて扉を開き、寛也は智之に顎で「乗れ」と指示する。眉間に皺を寄せた顔で渋々乗り込む智之。

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