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寛也「間に合って良かった」
はぁ……と安心したように息を吐く寛也。ぐずぐずという音がする。智之の顔を見て
寛也「ほんと、お前可愛い泣き方するよな。久しぶりに見たけど」
智之「……え……?」
泣きながら寛也の目を見つめる智之。
寛也「やっぱり覚えてないんだな」
そう言ってサングラスを胸ポケットから取って、掛け始める寛也。
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