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○吾妻のマントから現れては消えていた炎は鮮やかな青を纏って、
イリュージョニストの手から手へと渡り歩く際に星型の金属片が無数に出てくる。
炎の同じように鮮やかかつ、繊細な青を帯びた星は床へと静かに落ちる。
まるで、空から星を持ってきて、それを床へと落としたように見事なマジック。
(今度はあまりに卒がなく、さりげない為、この会場にいる殆どの者がこのイリュージョンのレベルの高さに気づいていない)
(1段目・2段目・3段目の右のコマ、1段目・2段目の左のコマ)
●鳩飼、驚いたように薄く口元を開ける。
鳩飼1「あ……」
(3段目の左のコマ〈かなり小さめ〉)
※コマ割りイメージとしては
横3段にコマ割りし、3段目の左のコマ以外は全て吾妻のイリュージョンを。
最後の1コマは鳩飼の顔(驚いているが、恋に落ちたような表情)のアップくらいで。
全2コマ。
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