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〇住宅街の道路(夜)
寒空の下、葉菜を抱いて公衆電話の前に立つ朱華。
救急車をイメージしながら
朱華の心の声「呼びたいけど、前に呼んだ時に注意されたんだよな……、このくらいで呼ばないでって」
年配の医者(男)の怖い顔がどアップで思い浮かぶ。
朱華「探さなきゃ……」
白い息を吐きながら、病院を探す朱華。小児科のガラスの扉を叩くけれど返事がない。
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