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蛇女、志童の前に回ってきて、
蛇女「ねえ、私の赤ちゃん抱いてくれない?」
何もない空間に、おくるみにくるまれた赤ちゃんが浮いている。顔はへのへのもへじ。
志童「ええっ? 嫌だよ……」
志童「抱いたらどんどん重くなって、こっちが動けなくなるやつでしょ」
蛇女、志童の体に絡みつくようにして、
蛇女「抱いてくれないの?」
志童「だから……嫌だって……」
蛇女、恨めしそうに、
蛇女「……ヒドイ男」
蛇女「誰の子だと思ってるの!?」
牙を剥きだしにし、志童に襲いかかる蛇女。
志童は泣きそうな顔で距離を取る。
志童「そんなの知らないってー!」
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