8 / 34

06

○リビング/ちゃぶ台前(夜) 生き生きと語り出す晴嵐。 晴嵐「朝の霞は甘くなめらか」 晴嵐「昼の霞はさっぱりとした酸味」 晴嵐「夜の霞はコクがあって濃厚な味わい……」 ふと我に返り、深々と頭を下げる晴嵐。 晴嵐「申し遅れました。此方は晴嵐」 晴嵐「あちらの山に住まう、仙人の端くれです」 匡「仙人?」 匡「ユーレイかと思った」

ともだちにシェアしよう!