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朋子「あらそう? 春来ちゃんが高校生になってから二年間はぎりぎりまで寝てたじゃない」 智哉「……そ、それは学校には春兄がいないからつまんなくて」  学校に行くよりも、春来のベッドに内緒で行って隠れて二度寝する方が幸せだった。 朋子「まぁ、先週から高校生だもんね。良かったわね。今日から春来ちゃんが毎日学校にいるわよ。うふふっ」 智哉「うんっ」(食べながら返事)  智哉が手早く朝食を食べていると、朋子は嬉しそうにしながら弁当を二つ渡して来る。(春来の分と智哉の分)  それを受け取った智哉は、ありがとう、と告げて立ち上がる。

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