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本文03
○コンビニ
店員「ありがとうございましたー」
ビニール袋を片手にコンビニを出る天。
たらたらした足取り。
途中、野良猫にでくわし
天 「お、猫ちゃん」
しゃがみこみ「おいでおいで」と声をかけるが、猫は逃げていってしまう。
やれやれと思いながら立ち上がり、鼻歌混じりにマンションへ向かうと、前方に倒れている音愛を発見。
天 「でかい猫だなー」
だんだんと近付くにつれ、それが猫ではなく人だとわかり
天 「ん? んん? 人か……マジか」
慌てることもなく慎重に近付いて、しゃがみこみ、音愛の顔を覗きこむ。
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