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本文28

天 「そう。すぐ真っ赤になって、ドキドキしてぶっ倒れちゃうとこも全部」  ぎゅっと音愛を抱き締める天。 天 「それに俺だって……ドキドキしてるし」  天の鼓動を感じとり、天の背中に手をまわし、ぎゅっと服を掴む音愛。 天 「あとさ、シノのことは気にしなくていいから」 音愛「え?」 天 「あいつはなんつーか……極度のブラコン兄貴みたいな感じでさ。俺に好きな子ができると、いっつも言うのよ。俺だって好きだからな、って」 音愛「そ、そうなんだ」 音愛(そんな感じには見えなかったけど……)

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