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本文30
M天
『俺の好きな子は今、俺の横にいます。』
『名前は音愛。小さくて可愛くて意外と負けん気が強くて』
『笑うと天使か妖精かってくらいキラキラしてて――』
音愛「天さん?」
ぼーっとしている天を下から覗きこむ音愛。
天 「っ、うわっ!」
ひっくり返る天。
天 (かわいいかわいいかわいい! 超ドキドキすんだけど!!!!)
篠宮「なにやってんの?(天を一瞥してから音愛に向き直り)そういや音愛、BGMできた?」
音愛「動画に使うやつ? できましたよ」
天 「……なんで……」
天 (なんでシノと音愛ちゃん仲良くなってるわけ!?)
膝を抱えていじける天。
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