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 そのふたりの背中に向かって 天 「俺だって音愛ちゃんが好きなんだからなあああああ!!」  篠宮はぴたりと足をとめて振り返り 篠宮「俺だって? なに言ってんだバカ。俺が好きなのはお前だからな!」  音愛は篠宮に向き直り 音愛「ぼ、僕のほうがっ、天さんのこと、す、好きなんだからっ!!」  と、大声で叫んでぶっ倒れる。 天 「音愛ちゃん!」 篠宮「あーあ……(頭を抱える)」 M天 『俺と音愛ちゃんの恋のドキドキは、前途多難のようです――。』 【完】

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