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欲しくて

僕が息を荒げて掴んだ蒼大の頭を離さないでいると蒼大はゆっくりと身体を起こしながら口の端に垂れている僕の欲を指で拭って熱い視線で僕を見つめていた。 見つめられると僕の下腹部が熱を持ち始め僕の蕾がギュッと締まる。 「まだ足りないって顔してる聖輝。」 僕の腕を引っ張り起こすとそのまま蒼大は後ろへと倒れてベッドに仰向けになり僕は蒼大に覆い被さるような形になった。 「蒼大?」 「そのまま、じっとしてろよ。」 僕は蒼大に言われた通りに動かないでいると蒼大は指にローションをつけて撫でるように僕の蕾にもつけていった。 つけられる度に僕の蕾は中に蒼大自身が欲しいとビクついているのだ。 「欲しそうにヒクついてる。」 「うっ・・・やぁ・・・あぁぁ・・・。」 蒼大はゆっくりと指を一本だけ僕の中に沈めると僕の前立腺を軽く擦り上げた。

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