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Ωについて
・男女ともに、妊娠出産が可能。そのため、定期的に発情期がある性。
・特に男性Ωは、良くも悪くも第2性別に振り回され、苦労する人が多い。
・身体的特徴として、小柄で筋肉が付きにくく、ストレスに弱い。
・長い年月を経て、筋肉質で体格の良い個体も増えてきた。
・Ωの大半が10代前半〜後半で、初めての発情期を迎える。
・発情期は、3〜4ヶ月に1度。期間は5〜10日程度。
・番のいない発情期中は、大量の誘発フェロモンを出してαを引き寄せる。時にβも影響を受ける。
・意図的に発情促進剤を服用し、αと無理やり番になろうとする者もいる。
・上記の行為は、フェロモンレイプといわれ、犯罪行為である。
・発情期中は、フェロモンの制御ができず、まともに動けず外出もままならないので、定職に就くことが難しい。
・学生でも、授業をまともに受けられないので、学習が遅れ、成績を残せないこともある。
・上記のことで、社会的地位が低く、風俗業に利用されることも多いので、他の第2性から下に見られたりもする。
・身体的に脆弱なため、平均寿命が短い。番を得られないと、寿命が男女とも30歳前後と更に短くなる。
・研究が進み、発情抑制剤等も開発されたが、それらの薬剤が寿命を縮めていると指摘されている。
・以上のことから、国などはΩの寿命を伸ばす一番の方法は番を得ることとして、αとのマッチングを促進している。
・番のいる個体の平均寿命は、βより若干短い程度。
・脆弱な個体が多いため、絶対数が少ない。
・αを産める性なので、そのことを利用されることも少なくない。
・男性Ωの中には、バース検査で性が確定すると、自殺する者もいた。
男性Ωは、妊娠することはもちろん、妊娠させることもえきるが、圧倒的に生む側であることが多い。
・発情期でなくとも、微量のフェロモンは出ている。αは、匂いでそれを察知する。
・αには、Ωであることをごまかすことはできない。
・希少種のΩは、番になりたい相手にだけ発情フェロモンとは若干違う誘発フェロモンを出すことができる(求愛フェロモンといわれる)。
・上記の特性であることから、希少種Ωの発情期が発生する年齢は平均より遅めである。
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