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※第50話→sideRT

昨日の今日だということもあり、俺の心の中にも少しは余裕が出来ている。 ハルカのスエットを脱がして、なめし革のような硬いが手触りのいい肌を撫でながらゆっくり下着ごとパンツを脱がす。 ハルカのペニスは既に上を向いていて、切なそうに先っぽは震えている。 まだ真っ昼間で、日差しが部屋に入ってきていて、それがまた背徳感みたいなものを生み出す。 昨日とは違って、ハルカのすがたがはっきりと見える。 「…………なあ、ライ、見てくれよ。毎日、俺のこっちの穴になんか突っ込まれてて、中になんにもねーと疼いて仕方がねーんだよ」 自嘲するように吐き捨てながら、ハルカはソファーの上に片足を乗せて脚を開き、隙間が出来ているアナルをわざとらしく俺に見せる。 つか、自虐過ぎるだろ。それは。 俺はハルカの頭を撫でて、ものを言わずにいられないと語る口を塞ぐように唇を吸い上げる。 なあ、笑って欲しいのか。 俺をイラつかせて、昨日のように俺を逆上させたいのか。 優しくなんかされたくないと、全身で言っているのだ。…………ハルカは。 舌を吸い上げて噛みしだくように歯に挟んで、鼻から漏れる息が熱くなるのに合わせて乾いた指を隙間に挿し込む。 内股がビクッビクッと震え、カサカサの指が擦れるのが痛いのか眉がキュッと寄せられる。 昨日はこの手にまんまと乗せられたのだ。多分、俺の気性も全部ハルカは分かってわざと煽ってくる。 俺はハルカの唇へ唾液を流し込み、唇を外すと首筋に舌先を這わせる。 だったら、俺もハルカを1番されたくない抱き方で抱いてやる。 大切に優しく、オンナの様に抱いてやる。 耳たぶを唇に挟んで、零れてきたカウパーを指にからめて乾いた指の代わりに中に埋没させる。 「ハルカ、すげえ可愛いよ。おちんちんもびしょびしょになってきたね」 耳の穴に舌をさしこんで、クチュクチュと音をたてて、指をゆるゆると動かすと、ハルカは目を見開いて俺を見る。 昨日のようには、してやらない。 「…………ッは、あ、らい、ッ、バカ、まだる、こしい、って、はッ、ッン、オマエ、もッ、ぬげよ」 感じ始めてきたのか、濡れた吐息を漏らしながら裸の身体を淫らにくねらせる。 今日はのせられてなんか、やらない。 昨日とは同じ鐵を踏んでなんかやらない。 恋人だと、オマエいってくれるなら。 たとえ、カラダからでも、オマエを俺のモノにする。

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