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登場人物とストーリー
登場人物
○神藤綿(しんどうわた)
デビュー7年目の大人気アイドルデュオ『コットンサンダー』の一員。アイドルとしては完璧に仕事をこなすが、実はわがままで口が悪い『裏の顔』をもつ。
○佐渡雷雨(さわたりらいう)
綿の片割れ。綿とはデビュー前を含め十年の付き合い。綿の性格を知り尽くしている。綿とは同じ年齢だがクールな性格で、子供っぽい癇癪を引き起こす綿のことも適当にいなせる。
○富橋麻(とみはしあさ)
デビュー二年目の駆け出し芸人。ファンからは『トミー』ないし『リネ』と呼ばれている。超若手ながら若い世代に人気があるスーパールーキー。綿の大ファン。
○箱根
麻の相方。ポジティブであほな相方に手を焼いている。
○ストーリー
コットンサンダーが出演する新番組『ミッション!』に大抜擢されたリネンボックスのふたり。
綿の大ファンである麻は大喜びで収録へと向かう。しかし、そこにいたのはいつもテレビで見ているキラキラしたかわいいアイドル綿ではなく、わがままで負けん気の強い綿の裏の顔。
綿は自分で性格が悪いと言うが、麻はそんな綿の『裏の顔』もひっくるめて好きになっていく。
自分の本当の姿を知ったら麻もすぐにファンをやめてしまうだろうと思っていた綿だったが、どんな暴言を吐いても態度を変えることのない麻に、綿もだんだんと心を許していく。
ところが、そんな綿の『裏の顔』が新人スタッフによりSNSで暴露され、コットンサンダーの評判が落ち連日SNSで叩かれる事態に。
事の収束をはかるため、麻は自身のラジオ番組で綿の本当の素顔を語ることに。それを聴いた綿は、余計なことをするな!と激怒するが、麻のラジオを受け古くから付き合いのあるスタッフ達も綿とのエピソードを発信しだす。
わがままで傍若無人なところのある綿ではあるが、根は優しく礼儀正しく何より仕事には真摯に向き合う努力家であると、次々と綿を擁護する人が現れ事態は収束するが――。
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