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第4話
同日森田side
本社出勤の時にしか着ないスーツを着て車で出社した。
ここでの肩書きはまだないけど一室与えらている社長(父)は、令嬢と見合いして結婚しろと言っている。相手は確かゼネコンの令嬢だった気がする。
事実を言って勘当されても良いかなって思っている。
社長秘書を務める沢田 さんに今日の社長の予定は?と聞けば20時は、ご自宅に送るという
18時まで仕事してラーメン屋で夕飯を食べて20時は着いてるように実家に向かった。
駐車場に車止めて中に入った。
「暁人坊っちゃんおかえりなさいませ 」
「山川 さんただいまかぁさんまだ起きてる?」
「はいまだ奥様起きてらっしゃいますよ」
「ありがとう」
「紅茶入れますか?」
「お願いします」
コンコン
「はい」
「かぁさんあきとだけど入っていい?」
「入ってらっしゃい」
「ただいま」
「久しぶりね元気?」
「うん」
「泊まってくの?」
「とぉさんと話だけしたら帰る」
「そうまたいらっしゃい」
「坊っちゃんいれなおしますね」
「そのままで大丈夫です」
「わかりました」
とぉさんが帰ってきた。
「とぉさん話がある」
「暁人書斎で聞くから行こうか」
書斎にして
「見合いは、できない」
「好きな女でもいるのか?」
「女性が、抱けないんだこんな息子ですみません勘当されても構わない覚悟で今日とぉさんに話してます。」
「かぁさんからなんとなくそんな気がすると言われていた。好きにしろ勘当にはせんお前の次は任せられる奴に託せば良い」
「ありがとうございます」
「あと2年で呼び戻すからそれから本格的に経営について学べ」
「わかりました」
あと2年か店長でいられるのも佐伯の左手にはマリッジリングは、付いていない。
火曜日の夜2週間に1回程度誘っても断れた事は無い。佐伯に薬盛ってやったのは失敗だったかもしれない。あれ以降サイトとかで知り合った男とヤルだけヤって別れるなんてとかなんてかなり酷い生活をしていた。
ある時佐伯と飲みに行って起きたらホテルにいた。お手洗いに行こうと立ったら太ももをつたい白濁の液体が流れてきた。
風呂場に行って掻き出した。どうにかチェックアウトの時間には間に合った。近くにあったベーカリーカフェでコーヒーとパン2つ食べた
一旦家に帰って着替えて本社へ行った。
一段落した14時位にうどんを食べに行った。
19時まで本社にいて牛丼をテイクアウトして帰った。
佐伯だけには本当のこと言わなければならないなって思った暁人だった。
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