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第3話
「兄さん、実は俺達から言うことがあるんだ…」
「…な、何?」
「兄さん(虎にい)」
「??」
「「俺達と、結婚してください」」
「…へ?」
こうして、始まってしまった新婚生活、頭の整理追い付かねぇ…
(プロポーズはイエスしか選択肢ありません。結婚て言ってもその場で3人だけの結婚式だった。3人だけなはずなのにめっちゃはずかった…)
💓💓💓💓💓
「てことで虎にい、ベットいこ」
「…え」
結婚…初夜…スるって事だよな…?
いやいや、早まるな俺…
夜中だから単に寝ようってだけかもしんないし…
「ほら、はやくいこ…」
「…お、おう…」
「…遅い。海にい」
「はいはーい、よいしょっと…」
「っおわ?!」
「よし、ベットまでダッシュだ」
「ひぃぃぃぃい!早い早い!落ちるって!ひぃぃぃい!」
お姫様だっこでダッシュってこんな怖いのかよ!?
もうすこしゆっくり走ってくれ!
いや、そもそも走んな!
「とうちゃーく」
「っわ!急に下ろすなよ!」
「はいはい、黙って」
「…え」
気づいたら俺は2人に押し倒れていた
「な、なにして…」
「なにって、今からヤるんだか準備すんのは当たり前でしょ?」
「え?え?」
「今夜は新婚初夜」
「「寝かさないから」」
「…ふえぇ?」
やっぱり寝るだけじゃ済まないみたいだ…
「…っあぅ…っはぁ…はずかし…」
「大丈夫だよ兄さん、俺達しか見てないから、ね?」
「お前らだからこそ、っ…余計に恥ずかしいんだよ…っぁあ…んぅ…」
「…虎にい、すっげぇ可愛い…虎にい…虎にい好き…」
「…っあぐ!?…はぁ…っ…」
「…まじか…好きって言われてイッた…?」
「服の上から擦っただけなのに…っやば…兄さん可愛すぎ…」
ぅぅ…なんだこの公開処刑…
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