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第6話
「あたたた…ってぇ…痛すぎるだろ…」
いやあ、昨日弟達に突っ込まれてズッコンバッコンヤっちゃったわけですよ、はい。
腰いたいし?声ガラガラだし?散々ですよ、はい。
知りたくないことまで知りすぎてもう大変なんですよ、はい。
……………っ純粋無垢な俺を返してください…
「に、にいさん、大丈夫…?」
大丈夫なわけないです、はい。
「ご、ごめんね虎にい…虎にいが可愛すぎて…」
それ、何について謝ってるんですかね?
「…ハァ」
もういいや、怒るのもめんどくさい…
「…ダッツ…」
「え?何て言った?」
「…だから!ダッツ食べたいの!俺の仕事を休みにしたお詫びとして買ってこいっての!」
「わかった、よし行こう。勇二もついてきてね。持てない分のダッツもってもらうから」
「え、まて、いったい何個買うつもr「海にい了解。じゃ虎にい、行ってくるね」
「え、だからまt『バタン』
…話聞けよ!
え、ほんとに何個買うつもりだろ、あいつら
え、兄ちゃん怖いんだけど…
「よし、寝よう」
起きたら傍にダッツ20個は置いてあることを覚悟しよう、うん。
「おやすm「「ただいま!」」
「…はやくね?」
「「そんなことないよ?」」
「…うん」
もはやなんて返したらいいかわかんない、うん。
「んで、何個買ってきたの?」
「80個」
「…はい?」
「だから、80個?」
いや、なに言ってんの?みたいな目で見ないで?
君達がなに言ってんの?
「よ、よく買ってこれたね…?」
「うん、お店の在庫からも買ってきたしね」
ごめんなさい、お店の方々…
そしてごめんなさい、これからダッツ買う予定だった方々…
そしてそしてごめんなさい、うちの弟達が馬鹿で…
「…まぁ、ありがと…」
「どういたしまして」
「勇二もありがとーな!」
「…う、うん!」
馬鹿だけどもやっぱり可愛く弟達…ううん…
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