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おねだりするあの子♡2
「っ、やぁ...」
さぶちゃんがベッドの上で必死の抵抗をして、後ずさる。可愛い。いじめたくなるよね!
「だーめ。ほら、三郎。ちゅうは?」
キスに弱いさぶちゃんが、チラリと上目遣いで俺を見る。可愛い。
あぁ、そんな真っ直ぐに俺の唇見ちゃって。
物欲しそうな目をして。
そろそろと、俺に近付いてくるさぶちゃん。
警戒させないように、俺は動かない。
そしたら、俺の肩に手を置いて縋り付くような体勢になった。
「する?」
息がかかる近さで止まったさぶちゃんに、だめ押しの一言。
さぶちゃんは軽く俺の唇に、自分の唇を押し付けた。
すぐ離れようとするさぶちゃんの頭を後ろから抑えて、そのまま舌を挿れる。
「んぅっ」
グッと肩に置いてある手の力が増す。
メガネを外してあげて、そのままさぶちゃんのネクタイを解いた。
ようやく唇を離して、俺は出せる限界まで色気を出して言い放つ。
「気持ちいこと、する?」
さぶちゃんは顔を真っ赤にして。
「す、る...」
落ちた。
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