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ⅩⅢ

借りていた執事の衣装には、晴の欲がベッタリと付いてしまっていた。 「あ…。」 それに気づいた晴もやってしまった。と顔から血の気が引いた。 「どうしよう。どうしよう…。借り物なんだよこれ…。」 「ご、ごめんね!蓮!っぁん…!」 慌てて蓮が動いた為、抜いていない濡れた結合部からイッたばかりの晴は簡単に感じてしまった。蓮は、晴の腰を引き寄せて聞く。 「気持ちよかったか…?」 また、真っ赤に染まる晴は首を縦に小さく動かして蓮から目を逸らす。 (可愛い晴も見れたし。ま、いいか…。) --- その後、蓮の着ていたジャケットとベストしか汚れておらず、上半身はシャツ姿でクラスに戻った。休憩が終わっても全く戻って来なかった事に怒られもせず、むしろシャツにネクタイだけでもカッコ良いと評判になりその姿で接客をして執事喫茶は人気のまま蓮の三回目の文化祭は終わった。 「蓮!蓮!この服着てみて!」 「そういうのは、もう二度としねぇって…!」 fin.

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