「.....っ」 君は余裕がまるでない表情。 汗ばんだその顔は、奥を突き上げるたびかわいい反応を示す。 歪んだ表情で、僕ではなく虚空を見つめる潤んだ瞳が、僕を更に煽る。 「こっち向いてごらん」 「....ぃや...っ」 体を支配しているはずの快楽を無視し、君は精一杯強がった。 かわいい。 そう思ったのは今が初めててはない。 向きを変えさせ、今度は横からより深いところを念入りに突き上げる。 「...んっ！....っ」 いちいち過剰に反応してはそんな自分にまた羞恥を覚えるのだろう。 こんな薄暗い中でもわかる。また、顔色を鮮やかに染める。 「ここ..いいの？」 いじわるに耳元で囁く。 君は首をおおきく振り、僕を押しのけようと手を伸ばする。そんな抵抗、意味ないのに。 そんな君がかわいくて、ねちねちと同じとこばかりを責め立てる。 「ひっ....あっ....！んっ」 そこを突かれる度にビクリと身体をふるわせては、声だけは抑えようと唇を紡いでいる。 抑えれてないけどね。 汗で濡れた髪で妖艶さを増したその顔にそっと手を添え、優しく奪うキス。 「...ふ...っん」 嫌がる素振りを見せる君が逃げようとも、頭と身体に手を回し逃がさない。 「んんっ」 もうどうしようもないと逃げ場を失う君のその苦しげな表情は僕を容赦なく捲し上げる。 無理やり足を広げさせて君に向き直り、休む暇を与えず中を犯す。 「あっ...ひぃっ....やっ」 君はされるがまま、容赦ない責めを受け止めるしかなかった。 「そんなに気持ちい？」 君のイイ所をたくさん刺激しながら、優しく聞いてあげる。 シーツを両手でギュッと握りしめ、小さく震える君。 ..かわ........限界.....。 衝動的に腰を強く持って、欲望のまま自分のものを打ち付ける。 君も限界だったのか息苦しそうに呼吸を乱し、ビクビクと体を震わせ理性を忘れ、込み上げるものを我慢できないでいた。 「...イきなよ」 「や...っはあっ.....あぁ....っ！」 君がイくのをじっと見つめながら、僕も自分のものを君の中で吐き出した。