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亜利馬、覚醒!?◆7
もっと欲しい。もっと……
まだまだ、欲しくてたまらない……
もっと欲しい――!
「ブ、ブレイズの亜利馬……? お前……」
「夕兎さん。すっごい硬くなってる。……ねえ、早く俺の中に挿れたいですか?」
肘だけを床について体を支える夕兎の上に乗り、露出した下半身同士を擦り付ける。相変わらず俺の目はハートマークで、台本通りの台詞も練習した時とは全然違う甘ったるいものになっていた。
「あは。夕兎さんって俺と同じくらいチビなのにおちんちんはおっきいんですね」
「う、……うるさい」
「あ、ん……熱くって気持ちい、です……」
「うあ、あ……こ、擦りつけ、るなっ……!」
俺の勢いに気圧された夕兎の目は、面白いほどぐるぐると泳いでいる。
「クソッ、調子に乗るなよ、こいつっ……!」
「ふあっ……」
夕兎の上でM字開脚状態の俺のそこを、夕兎が握りしめて前後に扱く。気持ち良くて腰をうねらせるとようやく夕兎が余裕の笑みを見せ、握った手の動きを止めた。
「お前が自分で動かしてみろ」
「んっ、あ……あんっ、あ……夕兎さん、やらし……」
腰を振って夕兎の手に擦り付けながら、俺もお返しに夕兎のそれを後ろ手に揉みしだいた。
「っく、ぅ……」
「これ、欲しい……夕兎さん。挿れてい、……? お願い……」
「っう、……あ、亜利馬っ……」
さっきまで潤歩のモノを受け入れていた俺のそこは、もう既に次のそれが欲しくてきゅんきゅんしている……気がする。夕兎の屹立はもう挿れても大丈夫なくらいに真っ直ぐ上を向いていて、あとはスキンを着けるタイミングだけだ。
「ねえ、夕兎さん……お願い」
「す、好きにしろっ……」
俺のDVDで見る姿との変わりように、観客席ざわつちているようだった。演技派。そんな声がちらりと聞こえたけれど……違う。今の俺は演技でも何でもなく、とにかく心から快楽を渇望していた。
「やった。へへ……」
スキンの袋を歯で噛んで開け、取り出したゴムを夕兎の屹立に被せる。
「夕兎さんはじっとしててね。俺が気持ち良くしてあげるから」
「……き、期待はしてねえぞ」
舌で唇を湿らせ、浮かせた腰の下で握った夕兎のそれを入口にあてる。少しの痛みを感じた後ですぐに背中を突き抜ける刺激があって、俺は弓なりに上体を反らせ溜息をついた。
「あぁ、……」
騎乗位は俺としては慣れないけれど、見る側からすると人気の体位の一つらしい。腰を揺らし、その度一緒にペニスが揺れ――ウケ側がエロく見えるからだ。
「は、あっ……あぁっ、すごい、夕兎さん……!」
「うっ、……く、……」
汗が飛び散り、照明に照らされキラキラと光っている。しばらく夢中で腰を振っていると、突然のサプライズに会場から歓声が飛んだ。――秋常と怜王がステージに出てきたのだ。
「亜利馬くん、うちのリーダーを誘惑しては困りますよ」
「ああ、これでも大事なリーダーだからな」
フリーズの味方が現れ、意外な形での形勢逆転という流れ。もっと気持ち良くなれると思うとぞくぞくしてしまうけれど、駄目だ。ちゃんとリハーサル通りにやらないと……
「あ、う……嫌、です……ごめんなさい……許して、……」
「リーダーを寝取ろうとするような子は、懲らしめないといけませんね……!」
秋常が冷たい笑みと共に、自身のそれを抜いて俺の口に突っ込んだ。そのまま荒々しく腰を振られて喉につっかえそうになるが、それすらも何だか心地好い。頭がくらくらする。
「夕兎のチンポケツに咥え込んで、勃起してんじゃねえぞ」
身を屈めた怜王の低い声。スピーカー越しに聴いても震えてしまう。
「んんっ、う……!」
秋常のそれを咥えたまま怜王に乳首を愛撫され、更に屹立したモノを扱かれて……
「んぁっ」
その上、俺の腰を支えた夕兎に下から突き上げられては、もうひとたまりもない。俺は汗と涙を流しながら三人に身を委ね、すぐそこまで来ている快楽の波を待ち続けた。
「は、……亜利馬くん、出します、よっ……!」
顔面に秋常の熱い体液が飛ぶ。その後ですぐに反対側から差し出された怜王のそれを含み、同じようにしゃぶって吸い上げ、再び顔に体液を受けた。
「う、あ……べとべと……」
「エロいな、ブレイズの亜利馬」
夕兎が身を起こして観客に向かって座り直し、秋常と怜王に抱えられながら、俺もまた客席に体を向けて夕兎の上に腰を下ろした。
「は、あ……、あ……」
後ろから夕兎に抱えられた状態で再び、奥まで貫かれる――
「んあぁっ……! あ、っ……」
大きく脚を広げて結合部分を観客に見せながら、俺は精液に塗れた顔で喘ぎ続けた。左右に屈んだ秋常と怜王の愛撫が容赦なく俺を攻め立てる。耳を噛まれ、顎を捕らえられて体液塗れの唇を塞がれ、乳首を弾かれ、開いた内股を撫で回される。二人の手付きは流石にプロのもので、夕兎に突かれて揺れる俺の体に何の煩わしさも与えない。タイミングもばっちりだ。
「気持ち、いいです……俺、イッちゃう、かも……」
「ああ、思い切り飛ばせ。一滴残らずな」
「ん、あ……あぁぁっ――!」
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