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第4話
「ああっ、あ、ふ、ぁっ……んんッ……」
「……かわいい。イッてるときの葵さん、すごくいやらしい」
「やだ…言わ、ないでぇ……」
自然と涙が溢れてくる。ぽろぽろと水滴をこぼしていると、智紀は涙を舐め取るように優しく口付けをした。
「ごめんなさい、ちょっと言い過ぎました。ほら、泣かないで……」
身体の震えはおさまらない。ふるふると弱々しく震えながら、快楽の波が引くのを待つ。それでもまだ気持ちよすぎて、無意識のうちに腰がくねってしまう。こんな姿、いやらしいと言われても仕方がないだろう。
ずっと続いている快感に打ち震えていると、ペニスを握る手はそのままに、ぴた、と熱い楔があてがわれた。
「んんぅ……あ、待っ…て……まだ、だめぇ……」
「でも、葵さんのココは物欲しそうにしてますよ。ひくついて俺のを欲しがってる。……そろそろ、挿れますね」
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