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終話∞あなたの腕の中で
『ぁっ、はっ、昊洸……』
私は今、離れていた分を
埋めるように抱かれています。
『華瑠、華瑠』
うわごとのように私の名を
呼びながら律動を繰り返され
何度もイかされ
休む暇もなくまた穿たれるのです。
『昊洸、足りません』
それが嫌なのではありません。
『んっ……
そんなに締められたら
僕はイってしまうよ(苦笑)』
嬉しいのです。
私の躯で昊洸が
満足して
くださっていることが。
『こら華瑠‼』
より一層、締め付けたら
頭上から咎めるような声がしました。
『あなたのを私の中にください』
昊洸を躯の奥で感じたいのです。
『わかったよ』
彼のを中に出されたのを
感じた瞬間、
私もイってしまいました。
『ありがとうございます』
ニッコリ笑うと昊洸も
笑ってくださいました。
私達を離すことは
誰にも出来ないのです。
『昊洸、
愛しています(///ㅅ///)♡』
あのご令嬢は今頃
悔しがっていることでしょう(笑)
昊洸は誰にも渡しません‼
『僕だって
華瑠のことを愛しているよ♡♡』
私達はどんな苦難や厄介事にも
立ち向かっていけると思うのです。
二人でなら乗り越えて
いけると確信があるのです。
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