141 / 153

エピローグ・6

「もう……っ。何でこんなに、おっきいのかな」 「挿入らないか?」  先端が浅いところまで進む。  だがそこから先が、難しい。 「イヤ、だ。挿入って、頼むから……。お願いだから!」  逸朗に跨ったまま膝立ちし、旭は大きく背を反らした。  こうすると、後ろがやや開く。  脚でしっかりと体を支えたまま、旭は両手の指を使ってそこを引き広げた。  そうして、ゆっくりと腰を沈めてゆく。

ともだちにシェアしよう!